tag:blogger.com,1999:blog-84995964162653947182024-03-06T12:36:45.782+09:00nozomi-webUnknownnoreply@blogger.comBlogger106125tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-57999244725232500222012-08-27T14:57:00.000+09:002012-08-28T03:21:25.439+09:0017年間
日本でプロ選手としてのキャリアをスタートし、その後は幸運にも数ヶ国でプレーをする事ができた。 ジェフ、ヴェルディ、セレッソ、ザスパとそれぞれの色のある素晴らしいクラブに在籍してプレー出来た事を幸せに思う。
海外では多様な宗教や文化、自分の知らない考え方と価値観を持つ人々の中で生活をして、常に不公平とチャンスの中にいた。
自分がそれまでに培って支えにしてきた知識や価値観は、時に身動きを鈍くするという事も知った。
日本でも海外でも様々な街に暮らした。そこに住んで初めて分かる事、違和感のように感じていた事は、少しずつ理由を知ると共にいつのまにかその土地への愛着へと変わっていった。重石を自分で取り払ったのか、周りの人々に知らぬ間に取り払われたのか、現地の暮らしに馴染み、サッカー以外の余計なものに囚われず、大切な家族と多くの時間Unknownnoreply@blogger.com51tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-33552922562488818692011-04-24T13:39:00.000+09:002011-04-24T13:39:51.375+09:00交代枠
これまでいくつかの国でプレーしてきて、思わぬサプライズに出くわす事も多かった。様々な経験をしてきたつもりだが、昨日の試合で味方の3人の交代が終えた後に、4人目と5人目の途中交代選手が入ってきたのには、ピッチにいながらも驚いた。個人的には、この5人枠の制度には賛成だ。昨日の試合でも4人目の選手のアシストで5人目の選手が試合を決めて人々の興奮を呼んでいた。
もう一つ、驚きに値するアウェイ遠征用のチームバス。
http://www.richmondkickers.com/Bus/index_E.html
http://www.richmondkickers.com/Bus/Amenities/index_E.html
来週末は初めてのアウェイでのゲームになる。Unknownnoreply@blogger.com4tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-72793628104935822682011-04-11T23:33:00.001+09:002011-04-12T01:53:17.517+09:00Richmond
ホームでのピッツバーグ戦、後半の残り30分ほどの出場ではあったが、アメリカでのキャリアをスタートする事が出来た。ここまで、チームとの契約や渡米の準備、日本でのトレーニングなどを含めて移籍に協力してくれたすべての人に改めて感謝をしたい。
アメリカが自分にとって6カ国目のキャリアになる。これまで、どこの食べ物が美味しかったか?どこの国のサッカーが楽しかったか?という事を聞かれる事が多くあった。各地の食事をあれこれ思い出しながら悩み、いくつかの答えを出す。しかし後でまじめに考えてみると、結局は空腹や渇きを満たした食事が一番だったのかとも思う。日本でも、世界のどこの国に行っても、自分にサッカーに対する渇きがある限り、どんな環境でも、サッカーとそれに付随する多くの出来事が自分を潤してくれる。交代でサイドラインに立った時、そして勝利の試合終了ホイッスルをピッチで聞いた時に、そんな事を強く感じUnknownnoreply@blogger.com3tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-65172298545355967032011-03-15T12:40:00.000+09:002011-03-15T12:40:29.418+09:002011
震災の影響で3月中のJリーグ全試合が中止になった。しばらくは混乱と不安の中でサッカーどころでは無いという日が続くのかも知れない。本当に大変な状況ではあるが、サッカーファンが再びJリーグに熱中できる様な日常に、早く戻れる事を心から祈っている。苦境や困難に立ち向かう時、人と人と心のつながりやコミュニテイの結びつきの強さは、目に見える、そして見えない力となって必ず厳しい立場の人々の助けになれるはずだ。サッカーファンの輪の中心に存在するサッカークラブが、震災で苦しい思いをしている多くの人々を助ける動きの中心になれると信じている。
現在、アメリカサッカー協会の承認と労働許可の承認待ちではあるが、今シーズンをアメリカ独立リーグ(USL)のリッチモンドでプレーする事が決まった。これまで日本から南米、ヨーロッパと渡り、その後6シーズン余りを再び日本でプレーしてきたが、このタイミングでまた知らないUnknownnoreply@blogger.com3tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-29708837553141258552010-11-30T23:29:00.013+09:002011-03-07T00:54:22.422+09:00最終節
サッカーに触れていると、時に様々な苦しさが付き纏う。残留や昇格の争いだったり、自分の愛するクラブがなかなか前に進めずにもがいたり。選手もファンもクラブも、ボールが気まぐれに動く度に歯を食いしばり、目の前の敗戦にも、ライバルクラブの躍進にも心が曇る。しかし、サッカーの本質から、こんこんと無限のように溢れ出してくるのは、人を夢中にさせる喜びや感動だけだ。この3試合、ザスパ草津が戦うピッチには、サッカーをプレーする喜びと、そこに立ち会い共に戦うサポーターの喜びが溢れていた。最終節を迎える今、自分がザスパの一員としてこのクラブの原点ともするべき状況に身を置けることを嬉しく思う。
思えば、サッカーをやっていて一番苦しかった時、自分はブラジルにいた。日韓ワールドカップが開催される中で国内リーグも並行して行われていて、人々はまさにサッカー漬け。しかし、その熱狂はどこかからの借り物のようにやってUnknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-10292856682180600732010-04-13T00:21:00.005+09:002011-03-07T00:55:01.148+09:002010
群馬では冬から春先にかけて嵐のような突風が吹き荒れる日が多くある。 昨年に越してきた頃は、あまりの突風と、その風の止む気配の無さに、これからの生活の不便さを残念に思えたものだった。
新しいシーズンが始まって、同じ街での生活も2年目を迎えている。突風には慣れることは出来なかったが、それでも昨年と同じように、いつの間にか風はなくなっている。毎朝の犬の散歩コースにある麦畑は、これから昨年と同じように順調に育ち、梅雨前の収穫が終わると、今度は水路から水が引かれて同じ場所に稲が植えられるはずだ。住んでみて初めて知る事が多いからか、地元の人が多く住む中混ざって住んでいるからか、目の前にあるのは何気無い自然の移り変わりなのに、日々群馬を好きになる。これまで住み慣れた頃に次の街に移ることの多かった自分にとって、自然の豊かな群馬でまた新たな四季を迎えられる事を嬉しく思う。
リーグ戦では、昨年とUnknownnoreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-24056392035886530452009-03-19T00:26:00.006+09:002011-03-07T00:55:26.072+09:002009
群馬にやって来てから2ヶ月になる。練習場への行き帰りに運転席から綺麗に見える赤城山。麓から長くなだらかな斜面が続き、ゴツゴツとした山頂側に向かうに連れて勾配も輪郭も険しくなる。赤かったり青かったり、雲に隠れたり薄白く雪を被ったりと日々その表情を変える姿は魅力的で、子供の時からこういう形の山を好きだった事を思い出した。未だ自分にとっては、そこに赤城山があるのは当たり前ではなくて、日々、山のシルエットが目に入った瞬間に、新鮮な空気を一杯に吸い込んだような気持ちになる。
ザスパ草津は、他のチームがまるで当たり前のように所有している物を、一つ一つ手を伸ばし、苦労して掴んで手に入れてきたチームだ。練習グラウンドや様々な施設、J2に昇格したことや昨年の初の連勝も、チームの全ての財産は選手とチームとサポーターが作った歴史の中にある。
前節チームは福岡に初めて勝利し、それはザスパにとって初めてUnknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-23219225432997621422008-12-15T00:41:00.001+09:002011-03-07T00:58:49.076+09:00追想
時々ふと、ついこの間まで母の病院に通っていたという事が不思議に思える時がある。亡くなるまでの最後の2ヶ月、毎日のように家族が集まり、ああだこうだと話をして、皆でお茶を飲んだり母の足をマッサージしたり、時にただぼんやり過ごしたり。それは自分の人生に於いて何物にも代えようの無い、宝物のような大切な時間だった。偶然かもしれないが、この3年間を病院からそう遠くないヴェルディというクラブでプレー出来た事に深く感謝している。
ヴェルディで過ごした時間、これまでのキャリアの中で一番、自分のプレーがイメージに近かったように思う。チームはいつもギリギリの状況が続いていた。それでも、どんな時でもプレーしていて本当に楽しかった。だからサポーター皆の「ありがとう」と言う別れの言葉に対し、自分が返す言葉も「ありがとう」になる。サポーターの期待と励ましと声援と、逆境や感動を共有できた事に。本当にありがとう。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-29280957151148152382008-06-13T00:49:00.003+09:002011-03-07T01:06:27.431+09:00アヒルと猫
ナビスコカップの予選が終了して、Jリーグは中断期間に入った。束の間のオフを挟んで、御殿場でのミニキャンプからは、チームにとっても自分にとっても仕切り直しになる。
少し前になるが、キリンカップのパラグアイ代表として来日した、セロ・ポルテーニョ時代の仲間に会うことが出来た。選手が2人にドクター2人。そのうち2人のあだ名は「パト」と「ガト」。雰囲気が似てるからという理由で、そのままアヒルと猫である。思えば彼らのおかげでスペイン語の「アヒル」と「猫」はすぐに覚えた。他にもチームには、ニワトリに猿、コウモリや虎や牛などもいたから、自分のスペイン語の語彙は簡単に増えていった。
「やっと日本に来られた。本当に美しい国だね!」
南米を出てからもう6年が経っている。同じフィールドではなくても、お互いに世界のどこかでサッカーを続けてきた。また彼らに出会えた事、そしてパラグアイで自分が幾度となくUnknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-57446242090674488162008-04-11T01:04:00.000+09:002011-03-07T01:05:51.562+09:00フラッグ
この春から、家から歩いてすぐのところにある商店街に、ヴェルディのフラッグが掲げられるようになった。自分のプレーするクラブの旗が、自分の住む街にはためく。このJリーグでも当たり前ともなりつつある事は、広範囲に散らばって住んでいるヴェルディの選手にとって、今まであまり経験の無い事かもしれなかった。これがなかなか嬉しい。J2から再びJ1に舞い戻って、クラブはまた少しずつ新しい歴史を作っていかなければならない。明日は3年振りの東京ダービーだ。
残念なことに、久し振りの怪我で今回のダービーには出られない。症状は思ったよりは軽く、初期治療が効果的だった事もあり、順調に回復している。しっかり治して最高のコンディションに戻してから、そのころ昇り調子であろうチームに合流できたらと思う。
だいぶ時間が経ってしまいましたが、昨年の「プロジェクト・エスペランサ」のチャリティー活動の成果として子供達にUnknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-78394228172657934962008-01-25T10:21:00.000+09:002011-03-07T10:22:00.190+09:002008
今日から東京ヴェルディの2008年シーズンインとなった。デザインが変わった緑の真新しい練習着に袖を通すと、これから始まるシーズン前のフィジカルトレーニングへの憂鬱も薄らぐのが不思議だ。寒風が吹きさらすグラウンドで、毎年恒例の必勝祈願が催され、選手・スタッフの皆が顔を揃えて神妙に儀式を執り行うと、いよいよ今シーズンがスタートした事を実感する。
チームとサポーターとが一丸になり、苦労をして、そして心を込めて昇格させたチームで今シーズンもまたスタートを切る。それは自分にとって初めての経験で、サッカー選手として幸せな事だと思う。自分にとってもチームにとっても良いシーズンに出来るように、まずはキャンプインまでしっかりと準備をしたい。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-44967584029780808732007-12-04T10:24:00.000+09:002011-03-07T10:27:01.673+09:0096試合
普通の仕事だったら、7回もの連続した失敗は致命的だろう。しかし、サッカー選手には、どんな状況でもピッチに立った時点で、自分で未来を切り開くチャンスがある。7連敗してなおアウェーまで駆けつけてくれたサポーターに声援を送られながら、そんな気持ちで京都とのキックオフを迎えた。その日は30歳の誕生日だったから良く覚えている。
「ヴェルディのサポーターは、まだまだ数が少ない」という話が出る事がある。数は地道に増やせば良い。数は比例してきっとチームを強くする。しかし、それよりも7連敗をしても昇格を信じてアウェー各地まで来てくれた人たちがいた事を、クラブは大きな財産として欲しい。苦しい時にスタンドで、クラブの中で、ピッチでとそれぞれが経験した事は、昇格が決まった瞬間に報われて、次のステップへの土台になるのだと思う。
2年間、100試合近くもの間、ヴェルディをJ1に上げるためにずっと支えてくUnknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-68982024705861421462007-08-03T10:40:00.001+09:002011-03-12T02:15:00.266+09:00チームカラー
今シーズンは、練習から緑のユニフォームを背負ってプレーをしている。サッカークラブとそのファンにとって、チームカラーはお互いを結ぶ絆だ。長い年月で選手や監督が移り変わっても、クラブの存在と共にチームを象徴し続け、ファンの心に染み込んで行く。ヴェルディの緑色は、日本の他のどのクラブにも譲らない歴史と責任を含んでいる。
ポルトガルでプレーしていた頃、FCポルトが既に優勝を決めていた最終節で、選手や監督が顔も髪もチームカラーの青と白で派手にペインティングしてプレーしていた事を忘れられない。もともとブルー一色だった旧ドラゴンスタジアムは敵チームのユニフォームを除いて、青と白の2色に完全に染まっていた。
今シーズンも残り19試合。味スタでのホーム最終節を前に優勝を決める事を目標に、ピッチを上げて行きたい。
今年もプロジェクト・エスペランサの活動として、第2弾のTシャツ販売を行いますUnknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-81537672902043829612007-01-18T10:41:00.000+09:002011-03-07T10:44:13.117+09:002007
何年ぶりかにオフをゆっくりと過ごした。家族揃って年を超せたのはいつ以来であろうか。地元の友人と初蹴りをしたり、親戚を尋ねてのんびりと過ごしたり、試合で訪れた事はあっても探索した事の無い土地を訪ねたりした。
2年振りにフランスにも行く事が出来た。クリスマスを跨いで訪れたため、毎晩友人達の家族のパーティーを渡り歩き、夜中までゆっくりと近況報告やサッカー談義をする事が出来た。飾る事無く、互いの空白の月日を感じさせない彼らの友情に感謝したい。
南米に渡った当時、貧しく不公平の中を生きる人々が、何も飾らずに自分に接してくれた事が忘れられない。それまで不自由なく暮らしていた日本で、自分が如何に本質から離れた事に神経を使っていたかに気付いた。そして以来、自分とサッカーとの距離も初めて出会った頃のように近づいた。
飾らない人々に囲まれて時を過ごし、そして自分本来のニュートラルな位置を確認Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-31631097689961236852006-09-29T10:44:00.001+09:002011-03-07T10:46:48.393+09:00朝顔
先週、ずっと自分の活躍を楽しみにして、いつも応援してくれていた祖父が他界した。山形戦のため葬式に出席する事は出来なかったが、試合後に新幹線とレンタカーを乗り継いで、夜中には岡山県にある祖父の家に着いた。翌日に父と伯父の墓参りをして月曜日に東京へと戻る慌しい旅だったが、緑の山々に囲まれた祖父母のいる田舎に行くと、初心に帰る。
山形戦は久しぶりの完封勝利となった。苦しい試合を皆で力を合わせて無失点にした事に大きな価値はある。しかし個人的には、得点は出来たものの手放しで満足できる状況ではない。今までの一生の殆どをサッカーに打ち込んで来た事を照らし合わせると、どんな試合の後も、もっとやれるという思いが込み上げる。残り10試合、どの試合の中にも無駄な時間は1分も無い。
そんな中、初めてヴェルディサポーターの前で受けたヒーローインタビューは嬉しかった。その前節に愛媛までバスで10数時間Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-21289227932282187932006-08-18T10:58:00.000+09:002011-03-07T11:00:15.485+09:00海
8月もあっという間に半分が過ぎた。7月中は梅雨の雨のせいか、それほど暑いと思うことは無かったのだが、8月に入ってからは犬の散歩で7時前に家を出ると、すでに十分に暑い。毎日うだるような蒸し暑さの中で練習をしている。ヴェルディには日本のクラブでも髄一とも思える、サウナと水風呂の付いた立派な風呂場がある。普段は苦手なのだが、夏場の練習後の冷えた水風呂は気持ちが良い。
新たにジウマールが仲間に加わって、1月にスタートした時点とは、外国人選手が丸々入れ替わった事になる。諸事情で慌しくチームを離れたアナイウソンとデジマールとは、別れの挨拶もろくに出来なかった事が心残りだが、新しくやってきた3人は、その明るい性格のせいか、それともクラブの培ってきたホスピタリティからか、すでに昔からいる仲間のようにチームに馴染んでいる。例年に無い程のシーズン中の補強も、一昨日の味スタを借りてのトレーニングも、Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-41814138084984727542006-06-30T11:06:00.001+09:002011-03-07T11:12:44.860+09:00サッカーボール
急激に蒸し暑くなってきた。そんな中今週は二度の練習試合の後、木曜日には午前午後の二部練習をこなすハードな一週間となった。夏場のJ2で勝ち点を重ねる為には、ベースとなるコンディションを底上げして、維持していかなければならない。少々きつくてもトレーニングの負荷は上げていくべきだ。そしてその分、例年以上に練習時以外の休養にも神経を使わなくてはならない。
少し前の話になってしまったがプロジェクト・エスペランサ(blog)のチャリティーによる、サッカーボールの配布が無事に行われた。チャリティーに協力して下さった、多くのファンの方々やプロジェクトの仲間に感謝すると共に、今後も少しずつでも活動が広げていければと強く思う。パラグアイ代表チームはグループリーグで敗退してしまったが、ワールドカップではセロ・ポルテーニョのチームメイトも数人プレーしていた。サッカーだけが成功する手段という状況で自分の力Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-66635829782853372842006-06-11T11:12:00.000+09:002011-03-07T11:13:51.013+09:00J.VILLAGE
少し前の事になってしまうが、アウェイでの蔚山現代戦のために韓国を訪れた。空港からバスに乗り込みホテルへと向かうと、すぐにハングル文字の看板や標識が目に飛び込んでくる。挨拶程度の言葉は知っていても、当然ながら読み書きは何一つ分からない。ふと、日本にやってきた外国人選手の、日本で生活を始める際のストレスが、いかに大きいかを感じた。
音として言葉を覚えていく事は可能でも、テレビや街で目から入ってくる新たな言葉の意味を参照したり覚えるのは、さぞ骨の折れる事だろう。幸運にも自分が行った国々では、アルファベットで綴られた文字を目で追って言葉を覚える事が出来たが、三種類の文字を使う日本語は手の付けようが無い代物にも思える。
今日からJビレッジでのミニキャンプがスタートした。自分にとってもと大事なキャンプではあるが、チーム内のブラジル人選手を少しでも助けられればと思う。写真は韓国から戻り、Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-42065971792035773872006-04-28T11:14:00.000+09:002011-03-07T11:15:44.059+09:00ホテル
前泊のホテルに向かう道の異様な混み具合と運転中のラジオで、世間がゴールデンウィークに向かっている事を知った。明日から愛媛の試合まで、ゴールデンウィークをぶっ通しで遠征が続く。計算すると、年間60泊以上をホテルに滞在する事になる。そのため今年は、東京に戻る引越しに伴い、サッカーチャンネルと共に映画チャンネルを契約して、ホテルや移動の時間の多くを映画を観て過ごしている。その内の一本、「モーターサイクル・ダイアリーズ」。
南米でプレーしていた頃、多くのチームのサポーターの様々な横断幕の中に、いつも見かけたのが、ジム・モリソンとチェ・ゲバラだった。左翼的なゲリラ活動や思想は知っていたが、南米を良く知る知人から薦められて映画の存在を知り、23歳で初めて国を出て南米を横断した医学生が、何を見てどう感じたかという事に興味を持っていた。
映画には美しく険しい風景、人懐こくて暖かい人々、そしてUnknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-81747232841352362842006-04-23T11:15:00.000+09:002011-03-07T11:16:51.942+09:00「のぞみ」
J2リーグは移動が多い。柏戦で今期リーグ戦に初出場して以来、水戸・鳥栖とアウェイが続き、国立でのホームを挟んだ後に、今週は火曜日に仙台、土曜日に神戸と新幹線での移動となった。勝ち点3を持ち帰れれば、移動の時間も短く感じられるのだが、今週はなかなかしんどい1週間になってしまった。何時間もの移動の後に出場した短い時間で、持っている力の全てを出し切れなかった悔しさが、オフとなった今朝も残る。来週以降は韓国遠征を含みアウェイの愛媛との試合まで連泊連戦となる。移動疲れを溜めないためにも、試合に勝つ事が次の試合への最善の準備となる。
写真は新幹線から見える富士山。「のぞみ」には昨年から何度も乗っているが、この日は午後の移動で天気も良かったため、久しぶりに綺麗な富士山を見ることが出来た。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-56934843541257314342006-04-04T11:21:00.001+09:002011-03-07T11:23:33.282+09:00午後練習
蔚山現代との試合で悪化してしまった怪我も癒えて、ようやく先週末にピッチに戻ってくることが出来た。柏との試合に間に合い出場できた事は良かったが、数的不利であったとはいえ、出場した20分で追いつく事の出来なかった悔しさが残る。長いリーグ戦の最後まで、連戦の忙しさに目を瞑らずに、1試合ずつの細かい修正を積み重ねなくてはならない。明日から今期初めてのアウェイでの連戦になる。
これまでどのチームでも、シーズンを通して午前中に練習をする事が多かったのだが、今年のヴェルディは午後からの練習が多い。午後の練習後にどこかに出かけるような事は出来なくなってしまうが、午前中はゆっくりと過ごせる。夏に近づくにつれ、15時からの練習は不可能になるので、早朝か夕方の練習へとシフトされていくのだろう。この日、朝食後に近所の公園に桜を見に出かけると、強風で桜吹雪が舞っていた。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-63904920867015080882006-03-20T12:20:00.002+09:002011-03-08T13:56:22.262+09:00esperanza
これまでサッカーに携わり、世界の様々な場所で様々な仲間とボールを蹴ってきました。そこで学んだ事、得た経験は掛け替えのない物として蓄積され、今の自分にとって常に大きなエネルギーとなっています。
自分が実際に眼で見てきた沢山の出来事。その中でも、日本に帰ってからも常に心の中から湧き上がる思いがあります。昨年末に、同じ思いを持つ仲間の助けを得て、このプロジェクトを立ち上げる事が出来ました。
プロジェクト・エスペランサのページが正式オープンしました。esperanzaとはスペイン語で希望を意味します。南米で「お前の名前の望って、どんな意味?」と聞かれると、いつも「‘esperannza’。」と答えていたものでした。覚えたスペイン語の中でも一番好きな言葉です。今後、少しずつでもサッカーを愛する人々に、このプロジェクトが持っている思いを伝えていけたらと思います。
写真はパラグアイUnknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-70985430877807264262006-03-10T12:22:00.000+09:002011-03-07T12:23:43.003+09:00蔚山現代戦
蔚山現代戦は残念な結果に終わったが、チームの方向性と課題とを見出せた試合になった。国際試合の舞台は、普段の生活では決して感じることの出来ない、代え難い経験になる。
リハビリ明けの初めての試合となったので、試合前に痛み止めの注射を射っての出場となった。短いミーティングの後、選手がウォーミングアップに出かけロッカールームは空になる。注射はその隣にあるスタッフの控え室で射ってもらった。刺さる針の痛みを紛らわし、ふと周りを見ると、部屋に簡易に作られた祭壇に、監督が祈りを捧げていた。かなりの時間をかけて注射を射ち終わった後も、その祈りは続いていた。
南米でプレーしていた時、試合前には必ず選手とスタッフ、そして関係者全員が集まり輪となって祈りを捧げた。リベルタドーレス杯やオリンピアとのダービー、決勝戦等の特に大事な試合の前には地元の神父も駆けつけてくれた。自分はキリスト教徒ではなかったがUnknownnoreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-30489919637990890652006-01-27T12:24:00.000+09:002011-03-07T12:28:03.882+09:00練習前
芝生の上を真っ白に覆い尽くした大雪のため、この1週間、人工芝でのトレーニングを余儀なくされていた。足腰への負担の疲労を考慮して昨日はオフとなり、ようやく今日から天然芝での練習が再開されている。ヴェルディの人工芝の施設は最新で素晴らしい物だが、やはり天然の芝生の上でのトレーニングは良い。
練習場に到着して、明るく窓の多いクラブハウスに入りロッカールームへと向かう。ジャージに着替えてシューズルームへ行くと、選手全員のスパイクが手入れされて綺麗に並べられている。泥だらけになっても、雨でびしょ濡れになっても、翌日にはスタッフの手できちんと乾かされて磨かれたスパイクが、出番を待ち整然と棚に並んでいる。
クラブハウスに入る度に、そして、このシューズルームに入るたびに、ヴェルディは2部にいてはならないと強く思う。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8499596416265394718.post-2868691134230401052006-01-13T12:42:00.001+09:002011-03-07T12:43:47.837+09:00新年
どこかに戻るというのは、これまでで初めてだ。ただ、ヴェルディに戻る事は、ずいぶん前に決めていた。チームにとって、膨大な試合数をこなす過酷なシーズンは、結果を残して1部に上がるかゼロかである。必ずヴェルディを1部に戻したい。
チームの始動が予定より早まり、新年早々から新居探しと引っ越しで慌しくなってしまったが、何とかスタートまでには落ち着けそうだ。セレッソで年末までトレーニングを続けていたため2週間余りの短いオフになる。しっかりと準備をして新シーズンに望みたい。写真は昨年のシーズン最終日にブルーノと。Unknownnoreply@blogger.com0