2003/07/02

カスカイス


 2週間の休暇を日本で過ごした後、またポルトガルへ帰ってきた。1年間過ごしたブラガの部屋の荷物を整理して車でリスボンへ。次のチームが決まるまでこのリスボン近郊のカスカイスの街で過ごすことになった。

 今回日本に帰る直前にポルトガルを旅行して回っていたのだが、その時にもこの街に滞在してとても気に入っていたのでまたここに来る事が出来てうれしく思う。なだらかな斜面のある丘にピンクと白のマンション郡が建ち並ぶこの街には美しい海岸線やリゾート施設もある。その海岸沿いにはポルトガルリーグ2部に所属するクラブもあり今回はしばらくそのチームで練習に参加させてもらい体を動かす予定だ。

 日本では毎日のように知人に会ったり美味しい物を食べたりしていたので休養もばっちりである。ポルトガルはこの時期午後10時くらいまで陽が照っているので1日がすごくゆっくり流れていく。次のチームが決まるまではここでしっかりと準備して体を作って行きたい。

2003/04/09

新スタジアム


 先日、午前中の練習を終えた後にスタッフと選手、そして会長を含むクラブ関係者皆でブラガの新スタジアムを訪れてきた。来年のEURO2004にむけて現在はまだ建設の途中なので、ヘルメットをかぶって工事現場を見て回っただけなのだがそれでも規模や皆の期待の大きさが良くわかった。山に埋め込むようにして出来ると言う。メインとバックスタンドだけでゴール裏の無いスタジアムなのだが、素晴らしいスタジアムになるだろう。

 リーグ戦も終盤戦に向かっているが、未だなかなかチャンスがもらえない状況だ。チームは中位につけているものの下位から中位までに殆どポイント差が無いため、降格圏からできるだけ早く遠ざかる事がチームの現状である。安定した戦いが出来ていないチームの中でいつチャンスが来ても良いように準備するしかない。

2003/02/12

セール

 2月に入ってからは晴天が続いている。3ヶ月続いた雨の季節が終わったのかは疑わしいけれど、とにかく嬉しい。洗濯もはかどる。何よりも練習が楽しい。芝生の養生のためにひどい時は週に5日も郊外のグラウンドへ練習に行っていたが最近は毎日スタジアムで練習できる。晴れて悪い事はひとつも無い。 雨が降っていた時は人気が無かったこの街にも、晴天とバーゲンセールの開始とともに人々に活気が感じられるようになった。

 ここの所試合から離れてしまっているが、次のチャンスを得るために日々前向きに練習に取り組んでいる。自分のコンディションは昨年末に比べたらだいぶ良いし、チームの試合内容も良くなってきている。チャンスを得れば今まで以上のプレーを出来ると思うし、しなければならない。

 今年に入り知人が立て続けに訪れてくれて、大変励ましになった。

2003/01/12

年明け

 年が明けた。

 思えば昨年は思いがけずであったが様々なグラウンドで色々な仲間とボールを蹴っていた。選手のキャリアとしてカウントされ積み重ねられるものはその内少しだったかもしれない。だが様々な環境、状況の中で常にサッカーをプレーし続ける事で得た事、感じた事は少なくなかった。プレー以外の面で言えばノーマルなシーズンを送るよりもずっと多くの事を経験した。怪我を含めていい事も悪い事もあったが今こうして自分に活躍するチャンスがある事を、ここまで支えてくれてきた多くの人々に改めて感謝したい。

 8月に始まったリーグ戦は現在折り返し地点を迎えている。怪我で出遅れた事もありここまではあっと言う間だったが、日々最善を尽くしていきたい。

 ここ数日、晴れ間が除く時間も多いのだが気温は急に下がってきている。日本よりはまだ暖かいという事だがそれでも自分には耐え難い寒さが続いている。

2002/12/13


 12月に入りほぼ毎日雨が降り続いている。時折晴れ間が見えたかと思い喜んでも、気がついた時にはまた雨の中。雨が降っているのが普通だから再び降り始めたことに気づかない。こんな気候なので当たり前だが、毎日泥だらけになりながらサッカーをしている。

 11月初めに復帰した後リーグ戦カップ戦含めて7試合すべての試合ベンチには入っているが出場したのは4試合。特に11月はまだまだ自分のリズムでプレーしていなかったと思う。12月に入りプレーに切れが出てきたと思えるし、攻守にわたりボールに触る回数が増えてきた。やはりボールに数多く触れるとリズムも出るしやってて楽しい。

 ブラガのスペイン人監督カストロ・サントス、訪ねて来てくれたジーコの両氏に言われた事だが「喜びをもってプレーする」という事の大事さを感じる。ボールを受けずにまたはボールを奪わずにサッカーを楽しむ事はありえない。
 復帰直後の11月はそういう事を忘れていたかもしれない。