2001/06/20

決勝戦

 準決勝のリベルタ戦は1-0、2-1で勝ち抜きついにセロは前期のリーグチャンピオンを決める決勝戦まで駒を進めた。アウェイの第2戦には後半10分から出場する事が出来たので、ひたすら走りボールを受けた。右サイドに入ったものの退場者が出てすぐに左サイドへ、最近は左でのプレーも要求されるが、今は出られればどこでもやる。決勝戦でプレーするためにもアピールが必要だった。

 土曜日の決勝戦のために木曜日からコンセントレーションに入ったが、ルケーニョやリベルタはここ数週間ずっとコンセントレーションしているらしい。ホームとはいえセロから300キロ離れたシウダデレステにはホームの利は無いが、ルケのスタジアムでのアウェイ戦を考えると2-0以上の勝利が優勝への条件だった。内容はあまり良くないもののPKとゲーム終盤の2ゴールで3-0の勝利。3点目のアシストの際に膝をスパイクされて試合後に数針縫う事になったが、次の日曜日は問題無いだろう。優勝へ向けて良い状況でアウェイに乗り込める。なんとしてでもセロでチャンピオンになりたいし残る1試合で活躍して結果を残したい。

 試合後のアスンシオンへのバスは毎度の事ながら、飲めや歌えの大騒ぎでとても眠るどころでは無い。大事な勝利の後はバスにながれている映画もそっちのけで数時間を騒ぎまくる。それだけ皆で試合に気持ちを持って行っていた訳だし皆で勝利を分かち合いたいのだと思う。それでも眠い人は眠い。

 半そで短パンだった先週から、今週はセーターにコートの冬の季節がパラグアイにやって来た。

2001/05/29

クルスアスル戦


 国内のリーグ戦に先駆けて始まったコパリベルタドーレスは決勝トーナメントの1回戦でメキシコのクルスアスルに敗れて終わった。リーグ戦の合間を縫うようにチリ・ペルー・ブラジルとのホームアンドアウェーをこなし週2試合のペースでメキシコでのクルスアスル戦まで駆け抜けてきたが遂にセロは負けてしまった。

 メキシコシティーでは自分にとって初めて標高の高いところでの(といってもラパスやキトに比べたら大した事は無いらしい)試合だったが、想像以上に疲労に苦しんでしまった。前半の内に退場者を出してしまう苦しい試合展開に加え標高になれないセロは厳しいゲームを強いられていた。

 現在は国内リーグ戦上位8チームによる決勝トーナメントが行われている最中である。初戦のグアラニを2-0・1-2のトータル4-3で勝利し、準決勝はリベルタと。国内リーグは来期のコパリベルタドーレス出場権がかかっている事もあり、さすがに決勝トーナメントはどのチームも目の色を変えて戦ってくるのでグアラニとの試合もタフなものになった。2試合共出場するチャンスは無かったが次のリベルタ戦の前に代表の南米予選が入っているためその時間を使いアピールし、次のチャンスを勝ち取りたい。

 セロの選手同士名前を呼ぶ時はたいていあだ名なのだがそのあだ名が単純で面白い。自分も初めの頃はあだ名をつけてやると言われていたのだがどうしても嫌だったので必死にヒロだとかノゾミだとか呼ぶようにアピールをしていた。何故かと言うとそのあだ名と言うのが例えば、
・ガリョ→ニワトリ
・カイ→さる
・ペチョ→胸
・ボピ→吸血鬼
・パト→アヒル
・ぺラド→はげ
・ネグロ→黒
・トロ→牡牛
などなど・・・ヒロで良かった。

 今週は南米予選を観戦予定。

2001/05/16

グアダラハラ

 試合が続いている。2週前の土曜日から、クラシックゲームのオリンピア、サンパウロでのパルメイラス、帰ってきてすぐにリーグ戦のドセデオクトブレ、ホームでのクルスアスル戦、一日あいてリーグ戦のルケーニョ、そして翌日にアスンシオンを発って現在はメキシコのグアダラハラで明日のクルスアスル戦に向けて合宿中である。 アスンシオンからサンパウロ・ダラス経由の20時間あまりの移動だった。試合当日の朝にはスタジアムのあるニューメキシコに飛行機で移動するので慌しいが、なんとしてでもクルスアスルを倒して良い気分で帰りの旅路につきたい。

 この2週間たて続きの試合とセロやホテルでのコンセントレイションとで自分の時間はほとんど無くあっという間に過ぎていった。厳しい試合が多く、チームとしても個人としても本当に全力で各試合をこなしている気がする。これからは、国内リーグもリベルタドーレスもホームアンドアウェイのトーナメントになるので1試合も一瞬も気の抜けない試合が続く事になる。特に自分にとっては契約期間内に1試合でも多くの試合をしたいので、負けるわけには行かないし負けてしまったら終わりだ。

 そんな中行われたドセデオクトブレ戦。試合前にお祝いだと言って皆にハッピーバースデーの歌を歌いながら袋叩きにされたが、自分にとって初のバースデーゲームとなった試合に勝てた事は嬉しかった。その後はささやかな食事会。

 メキシコシティーの標高は2300mほどある。それに加えて1点ビハインドの相手はホームで必死にくる事だろう。明日の試合も厳しいものになるのは確実だが、チーム、個人共にしっかり結果を残してベスト8へ進みたい。

2001/04/27

スーパークラシック

 先週は一週間ゆっくり過ごせたはず、慌しい1週間になっていた。水曜日にサブ組中心のメンバーでバスで2時間かけて遠征し、パラグアイU-20と対戦。翌日木曜日は昼に集合して今度はレギュラー組でバスで5時間のシウダ・デ・レステへ遠征。金曜日に試合をして帰るはずが、雨で客が入らないかもという理由で試合1時間前に急遽翌日に延期されてホテルにもう一泊。フランコ大統領のセロポルテーニョと2月3日スタジアムで試合を行った。

 はじめは何の事だか分からなかったけれど、プレジデンテ・フランコという市があってそこにもう1つセロポルテーニョがあるらしい。リーグは1つ下のリーグだけれどユニフォームも応援の仕方もすべて一緒。てっきりこちらを応援してくれているのだと思っていたサポーターは、実は敵チームのものだとを知って驚いた。

 今週の火曜日は一番の親友コールマンと同じく親友のその彼女の結婚パーティーがあった。こちらで生活していると週に1度は友達の誕生日か結婚パーティーに呼ばれるが今回は準備・買出しから一緒に手伝っていたし、二人の結婚のテスティーゴ(証人)にもなっていたので本当に楽しいパーティーになった。誕生日会も結婚パーティーもたいてい本人が庭や家の前にテーブル・椅子・料理・音楽を用意して後は皆が勝手にいつのまにか集まってきて、飲む・食う・踊る、そして夜中までひたすら話しまくるだけなんだけれどそれが楽しい。友人もどんどん増える。パラグアイの人はみなこのパーティーが大好きだ。

 リーグ戦も明日再開してセロはスーパークラシックとなる対オリンピア戦をナショナルスタジアムで戦う。もう2週間以上前から街じゅうの人に注目されているカードで絶対に負けられないプレッシャーがかかる。オリンピアにだけは負ける事が許されない。その後ブラジルでのパルメイラス戦もすぐにあるし良い状態で試合にのぞみたい。

2001/04/16

1次リーグ突破


 この2週間に5試合が行われた。一番間の詰まるリーグのセロ・コラ戦はメンバーを落としたので出場しなかったが、それでもリーグ戦は前泊、リベルタドーレスは前々泊とセロで過ごすので2週間ずっとセロにいた気がする。

 リベルタドーレスは2試合ともホームでの試合だったが、パルメイラスとはナショナルスタジアムの「ディフェンソール・デ・チャコ」で戦った。自分にとっては初めてのスタジアムなのでホームも何もないが、選手やスタッフ、満員のサポーターの「ここでブラジルのチームに負けるわけには行かない。」という雰囲気を感じた。サッカー専用の素晴らしいスタジアムで、芝の状態が日本の国立のと変わらないくらいだったのに驚いた。

 こちらのスタジアムの芝はたいてい日本の芝とはちょっと違ってしかも長めの事が多い。セロの芝は特に重くて、チームに来た当初は20分ハーフの紅白戦もまともに走れないくらいのキツサだったのが懐かしい。セロがペルーやチリのチームにホームで大勝出来たのはこの芝生のおかげもあると思える。

 先週末はセマナサンタで街じゅうの人が休日で試合前日の金曜日は練習も休みに。来週はまた代表の南米予選があるのでリーグ戦は休み。来週の金曜のクラシックゲーム対オリンピア戦までは久しぶりにゆっくりとした日々になりそうだ。