2001/07/12
帰国
セロの前期リーグ優勝とキリンカップでの帰国、そして束の間のオフはあっという間に過ぎていき再びパラグアイへ帰ってきた。半年という短い期間だったのでそれほど久しぶりには感じなかったが、改めていかにパラグアイでのんびりといろいろなギャップの中で生活していた事を思った。友人や家族とも会うことが出来て、短いなりに日本での滞在をエンジョイしたが、市原のチームにはタイミングが合わず顔を出すことは出来なかった。しかしこの間にあった札幌での試合もVゴール勝ちと連勝中。自分も負けられないと思ったのと同時に凄く励まされた。
パラグアイとユーゴスラビアとの試合に出られなかった事は残念だったが、こればかりは今更何を言ってもしょうがない。代表で試合に出るためのスタートを切れた事は確かだと思うし、短い合宿と練習で得るものもあった。今回の日本代表入りに関して、高校を卒業してプロの世界に入り約5年半支えて応援してきてくれた多くの人たちに感謝したい。
パラグアイではすぐにまたアピールの日々が始まる。南米No1を決めるもう一つの大会「メルコスルカップ」と後期リーグが始まるが、特にメルコスルカップは所初戦が南米王者ボカとアウェイでその後もヴァスコやチリのチームとの予選リーグが控えていてリベルタドーレス同様最高の舞台だと思える。セロとの契約は7月31日までなのでその後のことはまだ未確定だがとりあえずボカとの初戦に照準を合わせ、そこで結果を残したい。
そして一つ一つ結果を残し積み重ねてまた次のステップを踏まなければならない。まずは時差ボケと寒さと戦いながらのコンディション調整だ。
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