2001/03/27

南米予選

 スタメン2試合目となったコレヒアレス戦は前半でセロに退場者が出たものの4-1の勝利。4日後に控えたリベルタドーレスに出場するためにも自分にとってアピールの必要な試合であったがまずまずの内容だった。日曜日に試合をして月曜日の練習後はセロに皆で宿泊、火曜日の朝からアスンシオンを発ちサンチアゴへ行きそこで練習して1泊。試合前日の水曜日に敵地リマへ。サンチアゴでの練習が寒かったのには驚いたが、日曜日の疲れも引きずらず良いコンディションでペルー戦を迎える事になった。

 久しぶりに3-5-2のウィングバックでの出場だった。こちらでプレーしていると毎試合、または1試合の中で数度はフォーメーションが変わるので今更どこを任されても不安はなかったが、前線にパラグアイ中から集まったタレントをそろえているセロの中で少し後ろのこのポジションをやる事は自分にとってチャンスだと思っていた。得点にからんだ場面ではどれもココという完璧なタイミングで仲間から出てきたボールをゴールにつなげたものだった。1月前ならほとんどそのタイミングで球を受ける事は出来なかったが今は出てくる。しかも必殺のタイミングで。この差はでかい。次は4月4日にパルメイラスをホームで向かえる。

 今週は水曜日に代表のワールドカップ南米予選対ウルグアイ戦があるため久しぶりに落ち着いた週末になった。セサルの誕生日に行ったりコールマンとその友達の家でご飯をご馳走になったり映画を見に行ったりと初めて週末を休む事が出来た。代表21人のうち11人が海外でプレーしている選手だがセロからも4人代表に入っているので水曜日は皆と共にパラグアイを応援したい。

 今週は土曜日にグアラニとのリーグ戦がある。

2001/03/15

イグアスへ


 土曜日のリーグ第2戦はバスで5時間の所にある街、シウダ・デ・レステでサン・ロレンソと対戦。 開幕戦で退場者が出た事と自分のプレーを理解してもらえた事とでスタメンで出場したがこのメンバーに混ざってスタメンで出る事に喜びを感じる。特に攻撃陣の質、言葉で表すのは難しいが自分に球が出てくる時の感覚が試合後も残っている。

 試合に関しては結果も出せたし、この中で十分にやれるという感触も得たのでぜひ引き続きスタメンを狙っていきたい。また毎日気の抜けないアピールの日々。

 試合後はパラグアイに来る前から狙っていたイグアスの滝に遂に行ける事に。 試合後バスでアスンシオンに戻るチームとは別れて国境を越えてブラジルへ、ホテルに宿泊し日曜の朝からブラジル側を見てまわり、その後車でアルゼンチンへ。アルゼンチン側も見た後再びブラジル経由でアスンシオンへ戻った。素晴らしかった。行けて良かった。滝壷のすぐそばやすぐ上まで歩いて近寄れるのでびしょ濡れになったけれど、暑い中汗だくになっていたので気持ちがよい。

 次節は木曜予定だったのが相手の都合で結局日曜日に、そしてその次の木曜は再びコパリベルタドーレスがペルーである。

2001/03/05

リーグ戦開幕!


 2月はすぎてもう3月。昨日はリーグ戦が開幕した。コパリベルタドーレスとフィリグラナ杯、小さい怪我とリハビリといろいろあってあっという間。試合の出場時間も1月の時に比べると90分やったり45分やったりで長い時間にもだいぶフィットしてきた。やっぱりスーパーサブみたいな起用が続くとどうしても、気持ちも体も20~30分ぐらいの仕様になってしまう時があるから今のタイミングで長い時間プレーできたのは助かる。

 ただ昨日の開幕戦は各下のチームにホームで負けた訳だからまずい。選手は試合前日、試合に備えてこのスタジアムで練習してそこで飯食ってそこで寝ている。文字通りホームの状況で試合に負けるのは本当に悔しい。
次節もう一度ホームなので今週の練習は凄くピリピリするだろうし次ぎ負けたらいろいろな意味で大変だけど、ある意味楽しみだ。

 それにしても、昨日のセロの応援席の応援旗は凄かった。世界一の噂は伊達じゃない!詳しくは田中氏の応援ページに写真があるので見てみてください。凄いから。誰がどうやって持ってきてるんだろう・・・・・

 先週の木曜日は午後の練習後、選手数人とその家族達総勢15、6人でペドロの奥さんの誕生日会。皆でご飯を食べたりひたすら話したりするだけなんだけど本当に楽しかった。
サッカー選手である前に一人の人間として、皆が友人として付き合いをしているのが嬉しい。いつでもどこでも何でも話し合う、これは大事だと思った。