2005/11/30

最終節


 今年から1シーズン制のリーグとなり、その最終節を今週迎える。開幕を3連敗でスタートしたチームが、目先の結果を求めるのではなく、一つずつ細かい修正を加え続ける事で、負けしらずの首位に立つまでになっている。毎週のビデオミーティングで、「ここは、こうした方が良かった。」と繰り返される事は、最初は机上の論理のようにも思えた。しかし、映像と言葉、そしてピッチでの練習で、繰り返し戦術を理解する事により、チーム全員に揺ぎ無い共通理解が出来上がったように思える。昨年の状況からの変化の渦中にいる事ができ、また新たにサッカーを学んだシーズンだった。

 練習は非公開になるようだが、これまでの33試合同様に、土曜日の試合までの練習の流れは変わらないだろう。普段通りに準備をして、試合に出る出ないにかかわらず、チームが勝つためにそれぞれやれる事をやるだけ。長丁場のリーグ戦の最後で、満員の長居スタジアムに歓喜の輪が出来る事を期待している。

2005/11/07

季節


 都会に住んでいると、季節の変わり目を感じる対象は限定されやすい。自然の移り変わりよりも、ショーウィンドウにディスプレイされる商品や、街のイリュミネーションの方が、季節が秋から冬へと近づいていく事を知らせてくれる。車で移動することが多いと、尚更である。今週ようやく、仕舞ってあった冬服を引っ張りだして、洋服棚へと並べた。

 概ね気に入って生活している大阪ではあるが、あえて悪いところを一つ。それは空気がきれいでは無い事だ。大型のトラックが、エンジン音を唸らせて街中を行きかっている。セレッソの練習場は、難波や天王寺といった繁華街からもほど近く、周りには多くの住宅地もあるのだが、練習中のグラウンドには、排気ガスの臭いが漂っている事も多い。

 雨がしっかりと降った翌日は、空も澄み、空気がきれいに感じられるのが嬉しい。写真は排気ガスで汚れた道路の防音ガラス。